純米吟醸 無濾過生原酒　夢酔月

・酔いたい夜にしっぽりと飲みたい1本
酒好きならわかってくれるだろう。
「無濾過生原酒」
このワードを見たら思わず立ち止まってしまう。
逃げも隠れもできない素っ裸な感じ。少しエロさも感じてしまう。
お酒を絞ったらそのまま加熱処理もせず、濾過もせず、加水もしない。
お酒の生まれたての姿。
だからこそ、造っている側も細心の注意を払っているし、飲む側も少し緊張してしまう。

・「夢酔月　純米吟醸　無濾過生原酒」
封を開けいざ口に含んでみると最初に広がるフルーティーな香りと、無濾過ならではのピリッとした微発泡の爽やかな刺激。
ちょっとどこかまだ若々しくて夢を追いかけている青年のような感じ。
甘味と旨味がじんわりと広がってくる。
乳製品を思わせるまろやかな香りと力強いアルコール感がどこか男らしさを感じさせてくれる。
だけど、夢は、人生はそんなに甘いものではないと言わんばかりに
後味にはほろ苦さが残り、お酒全体の味わいを引き締めてくれる。

しっぽり飲みながら夢について語り合いたい時に飲みたくなるような一杯

・おすすめのペアリング
味わいはしっかりとしているので、基本的には味が濃いものと合わせるのがおすすめ。
なめろうやメンチカツ、マルゲリータのようなチーズを使った料理とも相性が抜群。
おすすめの温度帯は8〜10度。40度ぐらいに温めてもまた違った味わいを楽しめます。